しばらくぶりに・・・
本日4月7日森林組合より頼まれ、20キロ圏内の小高区にて風倒木による、家屋被害の現場に行ってくれないかとの連絡あり、急遽登録をし禁断のゲートを超えはいってきました。簡単に小高区の説明をしますが南相馬市の南側で
20キロ圏内になり今現在避難区域で立ち入りに許可が必要で4月16日以降立ち入り見直し区域になるところです。
昨年6月に創作活動の一員として入った以外に小高区に来たことが無かったので本当に久しぶりでした。またそこで目にした風景は全く時間が止まっていました・・
海が見える国道6号線沿いには重機や車がつぶれたり流されたりしたままあちこちにあり、田や畑ににも瓦礫がいっぱいでした。中心部や家屋は崩れたまま手つかずで信号もついていない状態です。今現在避難区域なので当たり前ですが・・
しかし聞いてください!考えてください!小高区の中心部を超えた途端空間線量は2.0μシーベルトを超えなんと現場は3.0μシーベルト!庭の雨水のあつまるところは40マイクロシーベルト!現場は原発から直線距離で15キロ、近くの小学校は除染をしたものの0.4μシーベルトでした。数字をみれば除染して下がって良かったねと思うかもしれませんが3日後から段々数字が上がっているそうです。そんな状態のところが避難指示解除区域?なんて中途半端な名称で4月16日から自由に出入りが出来るようになるのです!基本的には出入りは誰でも自由!宿泊や住むことは出来ないしかし出入りに何の制限も無いのです!ありえないでしょう!!小高の隣は浪江町だよ!いよいよ原発が見えるところにちかずいて来て!本当にいいのか!安全なのか?狙いは何なのか?!
簡単だよ、国はこれ以上東電や国の保証の負担を減らすために安全より解除が優先、経済がお金が優先なんだよね・・
役人や東電関係者は小高に自分たちの家族を連れて来てみろ!福島県に南相馬市に引っ越してこい!と言いたい。完全に解除になり、そのうち常磐道も通行できるようになるでしょう。その時どんな事になるか想像したくないです。
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