出発進行!

いよいよ明日からふくしまキッズ夏季林間学校始まります。総勢約500名の大人から子供がバス組は海を船で渡り、電車組はトンネルを通り北海道に上陸します。

子供たちは今晩どんな夢を見るのでしょうか?明日はどんな顔で集合場所に来るのでしょうか!また親はどんな気持ちでおくりだすのでしょうか・・・

この林間学校で必ず子供達は一回りも二回りも大きくなって帰ってくると思います!逞しく成長した子供たちに必ずなるでしょう!

我々実行委員会のスタッフは子供達の為に全力を尽くします!保護者のみなさん安心してください。北海道が両手を挙げて待っていてくれています!!

ご期待ください!明日は5時半あーす出発です。寝坊はできませんもう寝ます。明日からもブログは更新しますみんな見てね!

鬼の目にも・・

先日急きょ北海道から電車に乗り、福島県庁健康福祉課に行ってきました。我が施設の事、ふくしまキッズの事、養護学校の事、児童相談所の事を話してきました。我があーすは未だ再開の目途が立たず前進しようにもなかなか進めない状態です。

県や市には再三に渡り建物や敷地の除染や空気中の放射線値の定期計測、井戸水や土壌の検査等を要望をしていました。そんな声は届くはずもなく中途半端な支援や助成の情報ばかり、何の訳にもたちません。

そんな中月日は流れ、様々な放射性物質による被害が世間にはあらわれ子供の尿からもセシウムが検出され本当にこの福島県で子供を育てていけるのか?本当に自分たちの地域は安全なのか?わからない事だらけです。

事情があり県内、県外に移動できない子供達は沢山いて、支援を必要とする家族も沢山ある。そんな中で国や県が本当に命を重視すると言うのなら、その命を一番に考え行動してもらいと話をしてきました。一時的に福島の人口が減っても必ず帰ってくるそんな福島県にすれば良いでしょうと。安全か危険かの白黒はなぜつけられないのか?中途半端な事は言ってほしく無いししてほしく無いと言いました。

また地域の福祉の現場は正常に動いてはいない、みんなが大変なのは分かる、でもいつでもどんな時でも泣くのはいつも弱者なんです。その事をもっと理解してほしいとも話しました。もっと優先的に支援してほしいと。

ふくしまキッズ夏季林間学校の話もしてきました。県内の子供達を伸び伸び子供らしく過ごさせるための活動に対しての理解や協力をまた我々は障がい児も差別無く受け入れ様々な活動をしますと。我が実行委員会は支援体制も万全なのです、もっと障がい児にも色々な世界を見せて体験させる機会をくださいと節に訴えてきました。

久しぶりに他人の前さで痛くもないのに目から水を出してしまいました。

最後にこう話してきました。僕はどんな事があっても子供たちの命を一番に考えます。たとえそれが元で施設再開ができなくても構わないと。命より重いものは無い、これからも子供達の為に様々な要望をだしますと。少しでも今回の声が届いてくれる事を望み南相馬市に帰ってきました。