フランスの記者

今日はフランス人でフランス国営ラジオ局の女性記者が夕方我があーすに取材にきました。勿論フランス語はわからないので通訳の人が一緒でした。質問内容としては①何故この会社に住んでいるのか?放射線が高いのに?②何故施設を休園したのか?職員はどうしたのか?③今後どのようになると良いか?④保障はどの程度(金額的なもの)具体的に決まっているか?⑤年間放射線量は何ミリと考えるか?今現在の10ミリをどう考えるか?⑥施設と林業の現在の地域の状況と会社の状況について⑦安全なところに引っ越す事は考えてないのか?が主な質問でした。

回答としては以下のような返事をしました。

①今年の1月に開所式をし移転したばかりで、放射能による営業休止をやもえずしており行政や国に訴えていく為情報発信する為には今はまだはなれる事が出来ない借金もある。

②当施設が障がい児童施設である事営業を再開した際年少(幼~小6年)が多くなってきて健康被害が心配になった事。職員は全員解雇にやむなくした。原発が爆破し最初の避難で2名自主退社残りは5月末でした。

③今後に関しては1日でも早く平和でもとの生活が出来ればよい事。国や東電が30キロ県外のホットスポットの補償を認めてほしい。

④再開できるまでの営業保障(施設、及び林業)もしくは移転費用及び施設の建物及び土地の買取

⑤1mと答え大人は一時的には10ミリもしょうがないし大丈夫だろうと答えました。

⑥今現在施設は開店休業で相談等は受け付けているが利用は出来ない。林業に関しては山の土壌が以上に放射線量が高く(50~125μシーベルト)あるため入れない。又材木には放射線基準が無いため危険だとの風評被害もあり売れない。

⑦最初は福島県外を考えていたが最近は県内移転も考えている。ただし保障や安全の基準がはっきりしない限り今の所は具体的なことは未定。

と答えました。その中で印象つよかった事は、被爆に関しては蓄積されていく事だから高い所に住む事はいかがな事か?また今の10ミリでは10年で100ミリで健康被害が間違いなく出るという事。10年は人生の中ではあっという間に過ぎてしまう、それでも平気だといえますか?途中でより高い放射線の所に住めばもっと短くなるとの話。保障を金銭でなく代替地の要求にして少しでも自分にとって幸せになれる方向に持って行ったらどうでしょう、金銭だけではないですよ。又インターネットの情報も最近いい加減な物も有るから注意した方が良いとも言っていました。

とても参考になる考えで僕も取材を受けてよかった日でした。

とても参考になりました。